エア下僕のねこ部屋
いつか下僕になる日を夢見て理想のご主人様を描き続けるエア下僕の画像置き場

引き続き図面に陰影を塗りつつウンチク語り。今回も文字多めであるが、詳細についてはわからないことだらけであることをお断りしておく。
●側面図

歯の次に目立つのは、頭蓋骨全体の大きさに対して極めて大きな眼窩(眼球の入る穴)である。生きた猫を見るに目がそんなに大きいとは意識しないが、これは白目部分がほとんど露出していないためである。(理由は不明だが、ヒトは例外的に白目部分の見える範囲が大きい動物である。DNA的に最も近いとされるチンパンジーでさえ、普通の状態では白目部分はほとんど見えない。)
しかも眼窩を構成する骨の外側部分が完全に癒合していないだけでなく、後方がかなり大きく開いており、下手すると下顎の骨が眼球に当たってしまうのではないかと心配になるレベルである(ライオンやトラなど他のネコ科の動物も同じ)。
眼窩は眼球の位置を固定するだけでなく外傷から目をガードするのに重要な部分のはずであり、これを犠牲にしてまでも眼窩の形成を不完全な状態に留めた理由というのは、よくわからない。
眼窩の下にある目立つ穴は眼窩下孔で、ヒトを含め多くの哺乳類の頭蓋骨に共通して存在する。顔面に重要な神経と血管を通すための穴である。
続く(予定)。
●側面図
歯の次に目立つのは、頭蓋骨全体の大きさに対して極めて大きな眼窩(眼球の入る穴)である。生きた猫を見るに目がそんなに大きいとは意識しないが、これは白目部分がほとんど露出していないためである。(理由は不明だが、ヒトは例外的に白目部分の見える範囲が大きい動物である。DNA的に最も近いとされるチンパンジーでさえ、普通の状態では白目部分はほとんど見えない。)
しかも眼窩を構成する骨の外側部分が完全に癒合していないだけでなく、後方がかなり大きく開いており、下手すると下顎の骨が眼球に当たってしまうのではないかと心配になるレベルである(ライオンやトラなど他のネコ科の動物も同じ)。
眼窩は眼球の位置を固定するだけでなく外傷から目をガードするのに重要な部分のはずであり、これを犠牲にしてまでも眼窩の形成を不完全な状態に留めた理由というのは、よくわからない。
眼窩の下にある目立つ穴は眼窩下孔で、ヒトを含め多くの哺乳類の頭蓋骨に共通して存在する。顔面に重要な神経と血管を通すための穴である。
続く(予定)。
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